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ハッピーバースディぴーちゃん(*´ω`*)

原因不明の病気に立ち向かう白黒ねこぴーちゃんの日記。

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2010年

2010.07
異変に気がついたのは母と私でした。
結婚後、市内に移り住んでいた私の家によく遊びにくる母もなんとなくぴーちゃんが後ろあしを引きずっていること、あと痩せていることが気になったと。
ほぼずっとぴーと過ごしていた私は怪我などの原因はありえないと思い、すぐに最寄りの病院へとつれていくことにいなりました。
そこで先生とお話して不安要素がたくさんあることに初めて気がついたのです。
まず、外傷性ではないということ。
脳になにか原因があって神経に支障があらわれているのではないだろうかと。
猫の癌や怖い病気の事も聞いたことはあったので一気に不安になりました。
あれだけ毎日元気だったぴーが、今ではろくに走ることもできず大好きだったソファの上にジャンプであがるという簡単な行動さえ難しくなってきているのです。
そこで、大阪市内にある大きな動物病院を紹介されました。
ステロイドなどの薬を試してみて結果が出るかどうかという私にはあまり聞きなれない難しい話になりました。
どうも後ろ足の反射?を調べることによってそれが神経に問題があるようだといいます。
脳に腫瘍などなければいいけどとまた不安に…
とりあえず先生のおっしゃるとおりに経過をみることに。

2010.08
やはり炎症性や一時的な症状ではないと判断された結果、
市内にある大きな動物病院センターを紹介されました。
自宅から電車に乗っていかないと行けない場所です。
車の手配もできなかったので、ぴーと二人でキャリーで向かいました。
真夏だったのできっと暑かったと思います。
体調がいつもと違うのにとても負担になったのではないかとかわいそうでなりません。
そこで脳神経外科専門の先生を受診することになりました。
いままでの説明を話した結果、やはり炎症性のものなどではなく、神経に問題があるのではと。
心配になっていた脳に腫瘍などの疑いの話もききました。
その日にそのままMRIと脳髄?の検査をすることになる約4時間かかると言われました。
全身麻酔をうち、MRIをとり、脳髄をぬきとっての検査になるということです。
大丈夫かな…と心配になりましたが、ぴーは検査をするときはいつもいい子です。
どうか大きな病気ではありませんようにと願いいざ検査へ。
4時間後病院にお迎えに。
ちょうど麻酔が切れたようで、少し暴れていたとのこと。
一人で難しい検査は怖かったことだろうと思います。
先生のお話によるとMRIにはどこにも異常がみつからないとのこと。
犬よりも猫のほうが難しい病気が多いとも聞きました。
せめて原因がわかれば対処もあるのでしょうが、わからないこともあるのです。
ビタミン剤とステロイド系のIVを打ち、やっと帰れることに。
ぴーちゃんお疲れ様よくがんばったね。
ところがその夜大問題!!!
錠剤を飲んだぴーちゃんが、どうやら薬が大大大大嫌いだったらしくよだれでべとべとに!
一体なにが起こったのかわからなかった私はタクシーで夜間救急にかけこむ。
とりあえず洗浄してもらって、何事もないことがわかり、安堵。
本当にごめんねぴーちゃん。錠剤はむりだね。他に方法がないか先生に聞いて見ることに。
粉末をウエットに混ぜてみるなどいろいろご丁寧にアドバイスをくれる優しい先生。
あとは、ビタミン剤や薬でなにか反応がでることを願って、脳髄の検査結果を待つばかり。

その後もぴーちゃんの後ろ足の症状は改善されることなく、本人も自分の体の異常に不安を感じているのか、自分の体を水で濡らしたぐらいになるまで舐めるようになりました。
きっと怖かったんだと思います。
舐めないように対策にお洋服を着せたりと、数日間は本当にぴー本人も大変だったと思います。
連日のキャリーによる病院通いも苦痛だったと思います。
数日後、脳髄の結果がでました。
やはり、何も異常は見つからないとのこと。
一体なにが原因なのか先生にもわからないというのです。
反射のテストも続けてやっていますが、素人の私でも改善されているようには見えず、不安はつのります。
このまま症状が進めば、寝たきりの状態になってしまうのでは。
そんなのは耐えられない現実です。でも事実今ぴーに起こりうることです。
診療室で泣きそうになりながら、安楽死についても聞きました。
でも、先生は言いました。
「この子は今も頑張ってますよ。」

そうなんだなと、改めて思いました。
辛いのはぴー本人なのです。
この子があきらめない限り、私も頑張らないと。
可能性があるならあきらめずに、絶望的でもあきらめずに向き合わないと。

その後もぴーの闘病は続きました。
でも薬やビタミン剤ではやはり効果が見えるようには思いませんでした。
ですが、少しずつ安定してくる兆しが見えました。
ぴー自身が今の自分の体に対応しているかのようでした。
トイレの失敗もありました。オムツの事も考え事前に用意もしていました。
お昼寝しているときだけがゆいいつ安心できる時間のようでした。
後ろ足のマッサージをするのが日課になりました。

2011年
2011の春頃よりだんだんと、あれだけ引きずっていたぴーの後ろ足が少しずつ、
踏ん張れるようになって来ました。
病院通いはすでに終了していました。
症状が変わらないので何かあれば先生に連絡という形で終了していたのです。
ひょこひょこと違和感はありますが、ちゃんと歩けています。

4月。
訳あって実家にぴーをつれて私ももーも帰って来ました。
懐かしい河内長野の実家です。
いつも寝てばかりだったぴーもながい廊下を必死に歩いて探索するようになりました。
母も「ぴーちゃんが元気になったね」と。
不自由な後ろ足を引きずって一生懸命走りまわって遊ぶようになりました。
もう体をびしょびしょになるまで舐めたり、トイレの失敗もありません。
原因不明の病気ですが、改善するにいたってもなにが原因かわかりません。
それでも元気になるならなんだっていいのです。
河内長野で行きつけの病院にいってワクチン接種なども済ませました。
先生にも相談してみましたが、なんだったんだろうね、という感じ。
本当に不思議です。

2012年3月現在
群馬に移り住みました。
ぴーは元気です。
やはり後ろ足の痙攣はありますが、いまでは高いところにも飛び乗れるようになりました。
ネコじゃらしやおもちゃで遊んでもらっているときはとってもはしゃぎまわっています。
このまま症状が安泰でありますように。
いのるばかりです。
最近はおひさまが暖かくなって来ました。
ベランダの前の椅子の上がぴーの日光浴の場所です。

がんばったねぴーちゃん。
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家族たちです


ぴーちゃん♂
2007年10月頃誕生
よく食べよく遊びよく寝る
それだけなんですけど毎日幸せ^^
現在は群馬県に引っ越してきました(^_^)
下半身の原因不明の病気にかかっているけど元気に毎日暮らしてます!


もーちゃん♂(改名)
2009年8月頃誕生
顔だけならぴーに瓜二つ!
背中の牛模様がポイントだよ


みーちゃん♀
7歳ぐらい?
出身野良。実家猫。
エイズキャリアだけどがんばって生きてるよ

ハイドくん♀
15歳ぐらい。某市場から来た何かの種類とのハーフっぽい子です。
現在はもう高齢だけどお父さんが何より大好き。
とても気ままですが、甘えたなところもあるとても可愛いこです。
いまは静かに猫用ホットカーペットの上でお昼寝の毎日。

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